〜プロフィールも写真もない。“韓熟”はまるで出会いの闇鍋だった〜
「この中から、気に入った方をどうぞ。」
え、なにこれ?
最初はそう思った。
“韓熟”というサイトで事前登録したのは日本にいる時。
でも実際のマッチングは、ソウルに行ってから、現地で“実物”を見て選ぶという謎のシステム。
プロフィールも写真も、一切なし。
完全に“出たとこ勝負”。まさに恋のガチャ。
会場は、明洞のカラオケの一角
隠し部屋のような場所に案内され、
待っていたのは、年齢も雰囲気もまちまちな韓国アジュンマたち。
(いや、失礼。“大人の女性たち”です)
スタッフが言った。「タイプの女性を選んでください!」
── えっ、どの人にしようかな~
そして彼女と目が合った。
派手な服でも、若作りでもない。
でもその人だけ、なぜかゆっくりコーヒーを飲みながら、本当に余裕のある笑顔だった。
僕は自然と目で合図を送った。
彼女は、微笑みながらスタッフを呼んでこう言った。
「このお客さん、チゲ好きそうね。連れてっていい?」
──えっ、向こうから指名?
彼女との初同伴は、テンジャンチゲ専門店。
「ごはん、2杯いけるでしょ?」
「マッコリは飲めるよね?」
「若いからって、キムチなめたらダメよ」
会話はまるで“実家帰省”。
でもそれが…なんか、妙に心地いい。

気づいたら、完全に“沼”
僕がリードしなくても良いのでとても楽で、次に何をしたいか分かってくれるんです。
あれあれという間に(笑)心がポカポカするんです。
プロフィールも写真もない出会い
SNS全盛のこの時代に、顔も年齢も知らずに始まった出会い。
それでも、会って5分で「この人だ」と思えるのは、
“若さ”じゃなく“本物”がそこにあるからだと思うのです(笑)
