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4月4日に予定されているユン・ソクヨル大統領の弾劾審判の宣告を前に、大規模な集会が予想され、市民の安全に対する懸念が高まっています。特に、情報アクセスが難しい外国人への安全対策の必要性が指摘されています。

現地での危険性は、ほぼありませんが、念のためお客様方にお伝え申し上げます。

2日、ソウル市は各国の大使館を通じて、弾劾審判宣告日である4日に関する案内を行い、自国民に対して光化門、鍾路北村、龍山漢南洞一帯への訪問に注意するよう呼びかけました。また、外国人住民センターのホームページにも同様の内容を掲載しました。

※市庁や光化門周辺は集会が開かれるので避けた方が宜しいようです。

前日には、ソウル市観光協会にも公式文書を送付。観光協会を通じて、国内の旅行会社約500社とホテルなど宿泊業者約50社に通知されました。さらに、北村、市庁、光化門などの観光案内所にも情報を提供。公式観光情報サイト「ビジットソウル」でも、「宣告当日は特に注意が必要」とのメッセージを発信する予定です。ソウル市関係者は「当日は各国大使館と協力し、外国人観光客の安全確保に努める」と述べています。

なお、2017年の朴槿恵前大統領の弾劾宣告日には、集会に参加した市民4人が亡くなるなど、安全面での問題がありました。今回も国論が分裂しており、当時よりも激しい集会になる可能性があると見られています。

特に、集会が予想される鍾路・中区一帯は観光地が多く、外国人観光客の安全への懸念が強まっています。警察はこの地域を「特別犯罪予防強化区域」として指定する予定ですが、こうした情報が外国人に伝わりにくいという課題があります。

過去にも、国内の外国人に不安が広がった事例があります。昨年12月3日の戒厳事態では、宿泊客がヘリコプターの音に驚き、ホテルを急遽チェックアウトした例や、スウェーデン首相らが訪韓を取りやめた事例もありました。また、UFC会長が政治的不安を理由にイベントを中止したこともあります。

アメリカ、イギリス、日本などの主要国が「韓国旅行注意報」を発令し、外国人の訪問キャンセルが相次ぐ中、オ・セフン市長は「ソウルは安全だ」と複数回にわたり強調し、大使館や外国人住民センターに現地語で書簡を送るなどの対応を取りました。

一方、警察庁は3日午前9時からソウル市に「ウルホ緊急」、他地域には「ビョンホ緊急」を発令し、4日午前0時からは全国に最も高い緊急体制である「甲号緊急」を発令する予定です。甲号緊急では警察力の100%が動員されます。ソウル市も弾劾宣告日前後3日間、「市民安全対策本部」を設置し、人の流れの管理や交通、医療などの対応に全力を挙げる方針です。


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