韓国では、韓国人男性とベトナム人女性の離婚件数が13年ぶりに最多を記録しました(2023年:1215件、前年比8.3%増)。

  • ベトナム人女性が韓国人男性と結婚し韓国籍を取得した後、離婚してベトナム人男性と再婚するケースが増えているとされています。
  • 現行法では、外国人が韓国人配偶者と結婚し、韓国内に2年以上住所を置くか、婚姻から3年以上が経過し韓国に1年以上居住していれば、韓国国籍を取得することができます。
  • 過去10年間で、韓国人男性と最も多く結婚している外国人女性の出身国はベトナムであり、2015年からは中国を抜いて1位となっています。
  • 2023年には、韓国人男性とベトナム人女性の婚姻件数が5017件となり、全体の32.1%を占めました。
  • 一方、韓国人女性とベトナム人男性の婚姻件数は771件で、その94.4%(728件)は再婚でした。
  • これらの再婚件数は2022年に前年比32.4%増、2023年に35.3%増と、年々急増しています。
  • 韓国統計庁は、「韓国国籍を取得したベトナム人女性が、母国のベトナム人男性と再婚する事例が相当数あると見るのが合理的である」とコメントしています。

【昔の日本人と韓国人の国際結婚との比較】

1. 結婚の目的の違い

  • 昔(1970〜1990年代)
    日本人男性と韓国人女性との結婚は、恋愛よりも家族や親戚の紹介によるお見合い的な形が多く見られました。文化や宗教、言語の違いによって、結婚生活には多くの困難が伴いました。
  • 現在(韓国とベトナムの事例)
    現代では、経済的安定や国籍取得を目的とした“戦略的”な国際結婚が増えており、結婚は個人の戦略的選択肢の一つとして捉えられることが多くなっています。

2. 国籍取得と再婚

  • 昔は
    国籍の取得には長い期間と複雑な手続きが必要であり、離婚後の再婚も容易ではありませんでした。再婚に対する社会的偏見も強く残っていました。
  • 現在は
    韓国では、一定の条件を満たせば比較的早く国籍を取得することが可能です。離婚後も自由に再婚できる環境が整っており、特に母国の男性と再婚するケースが増加しています。

3. 国際結婚の構図の変化

  • 昔:日本人男性 × 韓国人女性
    国際結婚の典型的な形であり、文化摩擦や家族の反対を乗り越えた愛情に基づく結婚が多く見られました。
  • 今:韓国人男性 × ベトナム人女性 → ベトナム人男性との再婚へ
    国際結婚の背景には、人口減少や農村部の未婚率上昇、経済的格差が大きく影響しており、より制度的・戦略的な側面が強まっています。

【まとめ】

  • 現代では、国際結婚が多様化する一方で、「国籍目的ではないか?」という社会的懸念も生まれています。
  • 昔の国際結婚は、文化や歴史を超えた「家族になる」努力が必要でしたが、現代では制度を活用した「個人の利益」を重視する傾向が見られます。
  • 国際結婚は文化交流の側面だけでなく、移民政策や経済格差の現実とも密接に関係しており、今後ますます社会的議論が必要となる分野です。
  • 日本にいる韓国人女性も高い割合で日本人男性と偽装結婚している事が多いのも事実です。

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